Apr 07, 2010
末期がんの痛みとの戦い
がんが進行すると全身が痛い。末期がんの痛みとの戦いと言われています。もし、がんが末期まで進行されると、痛みを緩和するための薬液が打たれたのだ。しかし、だんだん痛みがくるため、すぐに痛みを緩和する薬液は、強力なものとなり、モルヒネを投与されている場合が多い。その程度で末期がんの痛みです。体に提供している免疫力を高めることで病気を治療する免疫療法は、がん治療の一つとして注目されています。免疫療法の一つは、抗体治療という方法があります。抗体は、がんなどの異物と戦うための武器のような物質です。体内で生成される物質がありますが、体の外から直接抗体を注入し、がんに対する攻撃力を向上させます。
【震災障害者は今 「あの日」から16年】(4)
■精神疾患 「受け皿」なく
障害が多岐にわたることも、行政が震災障害者を把握し、ケアや支援を検討していくうえで一つの「壁」となっているが、中でも、精神障害や知的障害を持つ人たちの問題は深刻だ。
[フォト]神戸レインボーハウスで追悼式
「息子は震災にとらわれてしまったんです」
兵庫県芦屋市の薬剤師、田中昌代さん(63)=仮名=は、震災直後に精神障害と診断された次男(34)の様子を、こう表現する。
もともと不登校気味だった次男だが、元気を取り戻しつつあった18歳のときに被災した。自宅マンションは半壊したがけがはなく、多くの被災者が避難していた芦屋市役所に身を寄せた。余震のたびにみしみしと音を立てるガラスにおびえながら、夜を明かした避難生活が、少しずつ次男の精神を弱らせていった。
1カ月後、突然つぶやくようになった次男の意味不明な言葉に戸惑っていると、やがて幻覚や幻聴を訴えるようになった。田中さんは「震災が引き金になったと思う。もう以前の息子ではなかった」という。仕事を抱えて次男と向き合う生活は、田中さんにも大きな負担になった。
同じ精神障害者の家族を持つ仲間と出会ったことで、田中さんはいくらか救われたという。「誰かに話ができるというだけで、楽になれた」
一方で田中さんは、行政への不信を隠さない。「行政には、頼れる場所が見つからなかった。発症後間もない人を支えていく上で一番不安なのは夜間。でも夜間の窓口はないんです」。住んでいる市民の頼りにならない行政…。今も、心に引っかかっている。
震災による身体障害者に関する兵庫県と神戸市の実態調査によると、存在を知らなかったなどの理由で、行政の相談窓口を利用できなかった人は全体の約6割にのぼり、震災障害者全体の問題としても、浮かび上がってくる。
兵庫県や神戸市が行った実態調査の分析を担当している関西学院大学の池埜聡教授(社会福祉学)は「調査に答えることですら、震災がフラッシュバックし、症状が悪化する恐れもある」と心配する。同県こころのケアセンターの加藤寛副センター長も「精神障害と震災の因果関係を特定するのは難しい」と「壁」の高さを指摘する。
“光”の見えない精神障害者と家族。田中さんの悲痛な声が響く。
「今の社会ではどこにも受け入れてくれる場所がない。私たちが死んだら息子はどうなるのか」
【関連記事】
足骨を触ったあの日から16年…実態調査「今さら何を」
阪神大震災16年 記憶風化…耐震診断が最低ペース
震災で母失い5日で苦悩の任務 後輩警察官に語り継ぐ
兵庫県警半数が「震災後に任官」 語り継ぐ必要性
災害弱者支援へ「体験」訓練 兵庫の防災機関が開発
こんな時代だからこそ ”こだわりのスタイル”
阪神大震災で被災し身体障害者認定を受けた震災障害者のうち、約6割が行政の対応窓口を知らなかったことが、兵庫県と神戸市が15日までに実施した実態調査の中間報告で分かった。
昨年夏、震災が原因で身体障害者になった328人を対象にアンケートを実施。うち87人から回答があった。
それによると、行政の相談窓口について、59.8%が「知らなかった」と回答。支援制度についても「利用しなかった」が63.2%だった。さらに、震災障害者の集いなど行事に関しても、48.7%が「参加したくない」と回答、障害者が孤立している実情がうかがえた。
一方、負傷した原因は「家屋倒壊」が52.9%で最も多く、次いで「家具転倒」が10.3%だった。仕事への影響については、「失った」が28.9%で、「雇用形態が変わった」も4.8%あった。医療費負担についても「大変重い」「少し重い」が合わせて44.7%に達した。
【関連記事】
【特集】日本の震災〜濃尾地震、関東大震災、東南海地震、福井地震〜
「孤独死」昨年は51人=阪神大震災の復興住宅
「はい上がらなきゃ」=邦人女性、震災復興に取り組む
中学生ら参加し分灯式=阪神大震災16年前に「希望の灯り」
25人の名前新たに追加=震災モニュメント
死者6434人、負傷者4万3792人(兵庫県発表)を出した1995年1月の阪神大震災から16年となる17日、兵庫県などが主催する追悼行事「1・17のつどい」が神戸市中央区の人と防災未来センター慰霊のモニュメント前で行われる。新成人の男女2人が「県民のことば」を朗読し、犠牲者を悼み震災経験の継承などへの決意を新たにする。
経験を伝え安全な社会づくりを推進しようと、「伝える」「備える」がテーマ。
正午に井戸敏三知事ら参加者全員が黙とう。次いで、いずれも芦屋市に住む大学生の新成人、長谷拓郎さん(20)と米川沙羅さん(20)が県民代表として「県民のことば」を述べ、安全な社会づくりを誓う。
その後、参列者が献花台に花を供える。
この日、市民団体などが主催する「阪神淡路大震災1・17のつどい」も早朝から神戸市中央区で開かれるほか、各地で追悼行事が行われる。
【関連記事】
【特集】日本の震災〜濃尾地震、関東大震災、東南海地震、福井地震〜
曲がり角の復興施策=市民も防災訓練重視にシフト
大規模災害では速やかに=年2回配分の特別交付税に特例
行政の窓口、6割が「知らなかった」=震災障害者のアンケートで判明
「孤独死」昨年は51人=阪神大震災の復興住宅
WriteBacks
writeback message: Ready to post a comment.