Aug 18, 2010
居抜き店舗の出店のメリット
居抜き店舗は、設備や備品を残したまま売りに出てきたお店です。居抜き店舗を利用して出店している場合は、伸縮による出店よりも、すでにある施設を利用できるため、コストを節約することができるという利点があります。一方、インテリアは、新店舗のイメージに合わなくて変える必要があり、施設が老朽していたりで、意外にコストがかかる可能性があるため注意が必要です。この前TVで、カラオケ店居抜き新店舗出店の特集を見ました。それまでは、新規開店の場合、内蔵など、かなり手をかけて、新しさをアピールしていると思うので、非常に驚きと共に時代に合った賢明な方法だと思いました。不要なコストを省いて、必要なところに集中して資金を投入するので、ビジネス展開に非常に有利に居抜き、今後主流になるのかもしれませんね。
【カイロ=大内清、黒沢潤】ムバラク政権が崩壊したエジプトで反政府デモの中核グループの一人だった米ネット検索大手グーグルの地域幹部ワーエル・ゴネイム氏は15日までに、全権を掌握する軍最高評議会が若者グループに政党結成を促したと明らかにした。半年以内をめどに行われる議会選や大統領選に向けた動きが加速している。
ほかにも旧与党・国民民主党(NDP)の若手が14日、「新エジプト青年党」の創設を発表し、非合法のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団も、政党・結社の自由が保障されれば結党を検討すると表明した。
軍最高評議会が、若者グループに政党結成を促した背景には、国内外の民主化要求に一定程度応えようという考えのほかに、既存野党が脆弱(ぜいじゃく)でNDPも弱体化した現状で選挙を行えば、組織力がある同胞団が“独り勝ち”するのではないかとの懸念があるようだ。
「大統領選に候補は立てない。議会での過半数も求めない」。同胞団幹部からは最近、自信の表れとも、票が伸びなかった場合に備えた予防線とも受け取れる発言が相次いでいる。
同胞団が実際にどこまで支持を集めるかは未知数だが、現在のエジプト政界で現実に集票力のある組織は、同胞団だけといってよく、軍には警戒感も強い。同胞団幹部らの発言は、そんな「同胞団脅威論」に配慮したものとみられる。
軍が今回、若者グループに新党結成を呼びかけたのは、デモに大きな役割を果たした若年層を懐柔するとともに、議会選の実施前に若者の不満の受け皿を整備したいとの狙いがある。
また、汎アラブ紙アッシャルクルアウサトによると、アラブ連盟のムーサ事務局長は大統領選へ準備を開始。2005年の前回選挙でムバラク氏の「対抗馬」として注目を集めた野党ガッド党党首、アイマン・ヌール氏も出馬表明した。
出馬に意欲をみせていたエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長は、ここにきて出馬を否定、「40〜50歳代の大統領が望ましい」と話す。
一方、最高評議会は改憲委員会の委員長に、司法の独立性を強く主張してきたターリク・ビシュリ元判事を起用。10日以内に改憲案をまとめるよう指示した。シャフィク首相は14日、英国のヘイグ外相と電話会談し、来週中にも内閣改造を行い、野党代表者を入閣させる方針を示した。
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【外信コラム】ポトマック通信
今月10日から12日までの3日間、ワシントン北部の国立動物園近くにあるホテルで、共和党系の「保守政治行動会議」(CPAC)が開かれた。
毎年恒例の行事でニュース記事にはなりにくいと思ったが、来年の大統領選への出馬が取り沙汰される有力政治家が集まるため、冷やかし半分で日参した。
実はこのホテル、さきの日米開戦直前、日米交渉で日本側をさんざん苦しめたコーデル・ハル国務長官ら政府高官が住んでいた高級アパートだった。極秘交渉に臨むため、野村吉三郎駐米大使が足しげく通った場所だと思うと感慨深い。
会場は連日数千人が集う盛況ぶりで、登壇したミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事らは“オバマ外交”批判の大合唱。ここだけ見れば、もう大統領選真っ盛りという案配だ。
ロムニー氏は新たな核軍縮条約を締結した対露外交を弱腰とし、共和党上院幹部のジョン・スーン氏はテロリストの取り締まりが物足りないと批判した。
景気対策で共和党に歩み寄るオバマ氏の“抱きつき戦略”を正面から批判しづらくなった保守陣営。気は早いが、来年の大統領選はイランや中国、北朝鮮政策などをめぐり、「内向きなオバマ外交」(米誌ニューズウィーク)の是非が争点の一つになる気配だ。(佐々木類)
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ムバラク政権の末期から、エジプトで待遇改善を求める労働者デモが続発している。民衆の抗議行動で「独裁者の追放」に成功したとはいえ、労働者を取り巻く環境が変わらないことへの不満が根底にあるようだ。(エジプト北東部スエズ 黒沢潤)
運河を行き交う異国船。悠久の時の流れの中で、愛をささやく若い男女たち−。
エジプトの「革命」が始まるまで平穏な日々が続いたスエズ運河南端の街スエズは、1月25日から続いた抗議デモでカイロやアレクサンドリアという大都市と並び、地方都市の中ではデモの激しさが突出していた。
外国船の航行には影響はなかったが、街の中心部にはいまも、戦車が多数配置され、ピリピリした雰囲気が漂っている。
タクシー運転手のモハメド・インバビさん(40)は、「世界一の戦略的要衝であるスエズには、1日2千万ドル(約16億6千万円)もの通航料が落ちる。しかし、ふつうの労働者は『たばこの吸い殻』程度にしか扱われない」と、地元労働者の憤りを代弁した。
エジプトの平均的労働時間は通常6〜8時間。だが、運河関連の仕事に従事する人々は、10時間働いても残業代は出ない。
月給は他のエジプト人と同様に低く抑えられ、平均500エジプトポンド(約7500円)。退職金は40年働いても約4万エジプトポンド(約60万円)だという。
「“すずめの涙”ほどの額で、涙すら出ない」と、労働者の一人、ハビブさん(35)はいう。
現在の待遇に不満を抱く労働者の一人は、「『宝船』が運河を右から左へ、左から右へと動く。われわれはその通航料ではなく、『宝船』そのものを手に入れたい気分だ」と、不気味な言葉さえ口にした。
地元紙によれば、医療保障や社会保障の面では、親会社である運河合同体の幹部との間に明確な「区別」がある。地元労働者にとっては、親会社幹部が首都カイロから「落下傘」のように異動してくることも腹に据えかねるようだ。
海の玄関口でもあるこの街の人々は、気性が荒いことで有名だ。1973年の第4次中東戦争で、部族長として住民を束ねて対イスラエル抵抗戦を指導し、その活躍で国民の「英雄」となったハフェズ・サラーマ氏はこの街の出身だ。メディア関係者は、「(荒くれ者が多いというスエズの)『アルバイーン地区出身だ』と自己紹介された場合、普通のエジプト人は恐れを抱く」と語る。
巨額な運河通航料を扱うスエズにある運河庁の腐敗・汚職に対する人々の怒りが、カイロのタハリール広場で始まった抗議行動に呼応したスエズでのデモの激しさの背景にあったと指摘されている。
カイロやアレクサンドリアなど各都市ではムバラク政権崩壊後も汚職まみれの労組幹部追放や昇給を求める労働者デモが頻発、スエズでも連日、デモが続く。「ムバラク後」の全権を握った軍最高評議会は、本格政権発足を待たずに労働問題に有効な手を打たなければ、再びスエズの抗議行動が大きく燃え上がらないという保証はない。
【用語解説】スエズ運河
紅海と地中海を結び、全長約160キロ。1859年に着工、69年に完成した。ナセル大統領が国有化を宣言したことに端を発したスエズ動乱(1956年)で閉鎖。67年の第3次中東戦争で8年間閉鎖された。年間1万5千隻前後が通過。年間通航料の収入は50億ドル(約4100億円)にもなる。
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