Aug 04, 2010
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「阪神4-5巨人」(20日、甲子園)
真弓阪神が明らかな誤審に泣いた。七回、1点を勝ち越して、なお2死一、三塁。クレイグ・ブラゼル内野手(30)の放った二塁後方への打球を、巨人・脇谷が落球した。芝にワンバウンドした打球をグラブに収めたが、審判団の判定は「捕球」。真弓明信監督(57)の猛抗議も、判定は覆らず。これで流れは一変し、八回に3点を奪われ、痛恨の逆転負けを喫した。
◇ ◇
完全な誤審に負けた。2‐2で迎えた七回だ。鳥谷の左犠飛で1点を勝ち越し、なおも2死一、三塁。ここでブラゼルの放った二塁後方への打球を、脇谷が背走して捕球すると同時に転倒。その際、グラブから飛び出したボール、確かに一瞬、芝の上に落ちた。
ブラゼルも一塁上で落球とのジェスチャー。しかし判定はアウト。「(ボールが落ちたのが)見えただろ!」。真弓監督はベンチを飛び出して一塁塁審の土山審判に詰め寄り、3分半もの猛抗議を行った。当然だ。これが落球なら、さらに2点を加えられたプレー。ならば連投の久保田を投入する必要もなく、八回に逆転されることもなかったのだ。
試合後も真弓監督の怒りは収まらなかった。抗議ではアウトとコールした一塁塁審の位置からは「見えなかったんだろうな」と、他の審判への確認を要求したと言う。「見えてる人がいたらね。たぶんあそこからは見えてない。見えてないんだったら、見えてる人がジャッジしてもいいんじゃないか」。だが、要求は通らず、最後は山本二塁塁審に対して「はっきり言って、見るところ(位置)が悪すぎる」と批判した。
普段は温厚な指揮官が、ここまで怒りをあらわにするのも珍しい。だが、完全な勝ちゲームをぶち壊されたのだ。復調気配のブラゼルの活躍で三回までに2点を先行。四回に追いつかれたが、七回は相手のミスにもつけ込み、鳥谷の左犠飛で1点を勝ち越したのだ。
しかも、真弓監督は前夜の試合後も「ちょっと中継ぎの登板が多いのが気になっている」と話していたばかり。中日、巨人と続くライバル対決で、久保田、小林宏、藤川の救援陣を駆使するのは避けられないが、少しでも休ませられるものなら休ませたい。そんな思惑が、誤審によって吹き飛ばされてしまった。
直後の八回には、先頭の小笠原が放った遊撃へのゴロを鳥谷が処理し一塁へ送球。しかし今度もセーフの判定に、真弓監督は再びベンチを飛び出した。あわてて追いかけた岡野手チーフコーチが制止に入るほど、指揮官が鬼の形相を見せた。
甲子園での巨人戦2連勝は目前だっただけに、なおさら悔しさが募る逆転負け。「明日は頑張ります」。そう締めくくった指揮官の目に、怒りの闘志が燃えさかっていた。
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大相撲の八百長問題に関して誤報を流し、真相解明を妨げたとして、日本相撲協会の特別調査委員会(座長・伊藤滋早大特命教授)は21日、毎日新聞東京本社に対し、抗議文を送ることを決めた。近く発送する。
毎日新聞は1日朝刊で「臥牙丸らの関与認定」との見出しの記事を、同日夕刊で関与認定者の表に小野川親方(元幕内北桜)を掲載したが、2人は実際は関与を認定されなかった。
調査委は、誤報が小野川親方の名誉を傷付け、調査委への信頼を損ない真相解明を妨害したと問題視。「厳密な裏付けを取らないままの誤報に抗議する」として、毎日新聞に文書での謝罪と再発防止策の公表を求めた。
毎日新聞は4日朝刊で、臥牙丸が処分対象外であるとの記事を載せ、同日夕刊では小野川親方が処分案に含まれなかったことを謝罪し、訂正記事を出している。
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国内男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」が21日(木)、兵庫県の山の原ゴルフクラブ 山の原コースで開幕。上位陣がスコアを伸ばすバーディ合戦の第1ラウンドで、アマチュアの浅地洋佑が「68」でまわり3アンダーの22位タイと好スタートを切った。
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出だしの10番で第2打をピン横1.5メートルにつけてバーディ発進した浅地は、12番では2メートルを沈め、バーディ先行でラウンド。アイアンの調子はもう一つだったが「今日はティショットが良かった」と少ないチャンスを確実にものにし、今大会出場しているアマチュア4選手の中で、ベストスコアをマークした。
現在、杉並学院高3年生の17歳は2週前の「マスターズ」で大きな刺激を受けた。日本人史上初のアマチュアとして出場し、決勝ラウンドに進出してローアマを獲得した松山英樹は、昨年の「アジア・アマチュア選手権」で優勝し夢舞台へのチケットを手に入れた。浅地はそのアジアアマで3位だった。
松山の快進撃に「すごいの一言です。悔しいというのは無かった」と心から賛辞を送る。それでもテレビ越しに「もしかしたら、自分があの舞台に立っていたのかもしれない…」という思いを抱いたのは当然だろう。そして「やっぱり石川先輩が出た時よりも、(マスターズを)もっと身近に感じることができた。同じアジアアマで戦った選手が、あれだけすごいプレーをしたんですから。きっと、みんなそうだと思います」と言う。日本全土を巻き込んだ“遼くんブーム”は、あまりに遠い世界の出来事のように感じていたのかもしれない。だが、今回の松山の活躍はその世界をよりイメージしやすいものにしたのだろう。
浅地は来春、高校卒業後にプロ転向する意思を持っているが、今年のアジアアマでマスターズの出場権を獲得すれば、プロ転向はマスターズ出場後という青写真も描いている。日本のジュニアゴルファーたちに、石川が夢を見させ、松山がその夢をより身近な目標へと変えさせた。2人が歩んだオーガスタへの道は、やはり大きな意味を持っている。(編集部・桂川洋一)
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